ウェディングのお仕事

ジュエリーコーディネーター

内容をまとめてCHECK

  • ジュエリーコーディネーターとは

    ジュエリーの専門知識を持ち、お客様へ適切なアドバイスをする仕事。

  • ジュエリーコーディネーターの主な仕事内容

    ジュエリーの提案の他、商品管理など店舗業務を担当。ブライダルのお手伝いも。

  • ジュエリーコーディネーターになるには

    ジュエリーの専門知識や専門用語、丁寧な接客マナーを身につける。

ジュエリーコーディネーターとは

ジュエリーの専門知識を持ち、お客様へ適切なアドバイスをする仕事。

ジュエリーコーディネーターとは、ジュエリーに関する専門知識を持ち、店頭などでお客様に適切なアドバイスを提供する職業です。ジュエリーアドバイザーと呼ばれることもあります。基本的には提案だけでなく販売員として商品管理やレジ打ちなどの業務も行うことがほとんどのため、「ジュエリーコーディネーター」という職種で採用があることは少ないかもしれません。資格の総称として日本ジュエリー協会が主催する「ジュエリーコーディネーター検定」に合格した人もジュエリーコーディネーターと呼ぶこともあります。

ジュエリーコーディネーターの主な仕事内容

ジュエリーの提案のほか、商品管理などの店舗業務も担当。

ジュエリーコーディネーターの仕事は、ジュエリーの専門知識を活かして、普段使いや贈り物、マリッジリングやエンゲージリングなど、お客様のさまざまなニーズを聞いて最適なジュエリーを提案します。商品知識や店頭業務を把握して、お客様が満足感を得られる接客を行います。

ヒアリング・提案

お客様がどのようなジュエリーを求めているかをヒアリングします。ジュエリーを身に着ける人の年齢や好み、予算、身に着ける場面など、詳細に情報を聞くことで希望に沿ったジュエリーを提案します。ジュエリーの素材、宝石の種類、形、大きさ、カラー、デザイン、コーディネートのポイント、お手入れ方法などを説明します。

店舗業務

販売スタッフとして、商品の陳列、検品、在庫管理、ラッピングなどの業務を担当します。リサイズやメンテナンス、修理の受付など、お店のサービスを提供します。季節やイベントに合わせたプロモーションやセールの実施、SNSでの発信なども必要に応じて担当します。

ブライダルジュエリーに関わる業務

ジュエリーの中でも婚約指輪や結婚指輪は一生ものです。既製品、セミオーダー、フルオーダーのどれを選ぶか、刻印や裏石をどうするかなど、結婚する二人が世界で一つのリングを作るサポートを行います。プロポーズ専用リングを提案したり、お客様のプロポーズ方法の相談を受けたりする店もあります。

ジュエリーコーディネーターになるには

ジュエリーの専門知識と接客マナーを身につける。

ジュエリーコーディネーターになるには、ジュエリー専門店、デパートや百貨店の宝飾品売り場に勤務することが必要です。未経験から目指すことができますが、宝石や貴金属などのジュエリーの知識やブライダルの知識、高価な商品を取り扱うにふさわしい接客マナーを身につける必要があります。お客様の要望を聞き出して最適なジュエリーを提案するためのコミュニケーション力も欠かせません。

必要なスキルや知識

ジュエリーの専門知識

ジュエリーに関する幅広い専門知識や専門用語について理解している必要があります。ダイヤモンド・カラーストーン・真珠などの宝石、金・銀・プラチナなどの貴金属、アクセサリーについて、歴史や素材、品質、グレードなどを説明できることで、商品の価値を正しくお客様に伝えることができます。ジュエリーに関連する最新情報やトレンドも常に取り入れることが大切です。

接客マナー

お客様に高価なジュエリーを安心して購入してもらえるように、清潔感ある身だしなみ、美しい立ち姿や手元の動き、丁寧な言葉遣いで対応します。お店のブランドに合った品格やプロフェッショナルな立ち居振る舞いで接客することが重要です。

コミュニケーション力

性別や年齢問わずお客様一人ひとりに合わせた質問をして気持ちや悩みに寄り添い、話を丁寧に聞いて要望を汲み取ることが大切です。希望に合うジュエリーを提案する際は、なぜこのジュエリーがお客様におすすめなのか特徴や魅力を分かりやすく伝える話し方も重要になります。コミュニケーションを通してお客様と信頼関係を築くことで、リピーターや顧客になってもらうことにも繋がります。

ジュエリーコーディネーターの資格・試験情報

ジュエリーコーディネーター検定は知識の証明に役に立つ。

ジュエリーコーディネーターになるために必要な資格はありません。国家資格ではありませんが、日本ジュエリー協会が主催する「ジュエリーコーディネーター検定」は、ジュエリーの歴史・素材・製造・販売などに関する知識を身につけることができ、ジュエリーの知識を有する証明となるので就職時に役に立つでしょう。3級は誰でも受験することが可能です。

ジュエリーコーディネーターのやりがい

人生の大切な瞬間や毎日を輝かせることができる。

提案したジュエリーを、お客様が誕生日や記念日などに気持ちを表現する贈り物として選んでくれたり、誰かが毎日身に着けてくれたりすることは、ジュエリーコーディネーターの何よりの喜びです。特にブライダルジュエリーを扱う場合は、新郎新婦にとって人生最大の思い出となるようなプロポーズや結婚式を彩り、一生肌身離さずに身に着ける指輪選びをサポートするため、大きなやりがいとなるでしょう。ジュエリーコーディネーターは、お客様の人生の大切な瞬間に貢献し、毎日を輝かせることができる仕事です。

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