日本のおもてなしを、沖縄から世界へ。
地元の人たちが自慢できるホテルへ。
常務執行役員
PHR沖縄ホテルマネジメント株式会社(ハイアットリージェンシー那覇沖縄 運営会社)
株式会社琉球ホテルリゾートオクマ(オクマ プライベートビーチ&リゾート運営会社)
グランホテルオペレーション株式会社(リーガロイヤルグラン沖縄 運営会社)
株式会社PHG琉球マネジメント(琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ運営会社)
株式会社PHG横浜マネジメント(ハイアットリージェンシー横浜 運営会社)
上記運営会社 代表取締役社長
ハイアットリージェンシー那覇沖縄 総支配人
国内外に最上級のプレミアムホテルを展開するプロ集団。国内外に34ホテル、沖縄県内では「ハイアットリージェンシー那覇沖縄」「リーガロイヤルグラン沖縄」、「オクマ プライベートビーチリゾート」を所有・運営。2022年夏には、452室の大型リゾートホテル「琉球ホテル&リゾート名城ビーチ」を開業。
糸満市名城に、新たなリゾートを計画されているとお伺いしました。
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ええ、そうです。東京ドームとほぼ同じ面積の約50,000平米の敷地に11階建・452室の琉球ホテル&リゾート 名城ビーチを開業予定です。しかも空港から約20分の立地ですから「空港から一番近いリゾート」として沖縄を代表するようなリゾートホテルを目指しています。
今後、沖縄は国際都市として海外から人が集まるリゾートMICEがトレンドになると予想しています。 名城のホテルにも大型MICEに対応できる沖縄県内最大級の宴会場を備え、これまでの沖縄にない新しいマーケットを開拓していきたいと思っています。
御社は、ケン・コーポレーションのグループ企業ですが、不動産業界とホテル業界との親和性は高いのでしょうか?
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そうですね、ホテル経営は不動産事業の一環にあたります。私たちは元々不動産からスタートし2000年頃からホテル事業を開始、リゾートホテルをグアムに5件展開後、その経験を持って沖縄で開発を行いました。
不動産からオペレーションまで一貫している会社は少ないですから、それが私たちの強みですね。また、ホテルは地域と非常に密接な関係にあり「地域の発展なくしてホテルの発展はない」と考えています。また逆も同じでホテルが成長することで地域は発展します。つまりホテルが頑張れば頑張るほど地域に貢献できるということです。
私たちは、ホテルビジネスを通じて地域に貢献し、地元の方々が自慢できるようなホテルづくりを常に目指しています。
ホテル・観光業界ではテクノロジーを活用している事例も多いのですが、御社は、どのようなテクノロジーを活用されていますか?
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チェックイン・アウトにおけるプロパティマネジメントシステムなど効率を上げるための様々なシステムを導入しています。
オクマ プライベートビーチ&リゾートですと、敷地が広く自然も多いので、ドローンを活用した動画や写真でホテルの魅力を発信しています。しかしながら、どこまでテクノロジーを利用するべきかは、ホテルが選ばなければいけません。
例えば、システムを利用すれば無人チェックインが可能となり人件費を削減できます。ですが、お客様を笑顔にすることは人にしかできません。
お客様は、沖縄へ「人」に会いに来ています。リピートいただくためには、「人」がカギとなります。全てを自動化するのではなく、サービスをはじめとした「人」にしかできない付加価値を高めていくビジネスを展開したいと思っています。
最後に、今後の夢をお聞かせください。
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名城ビーチでの開業を控えていますので、しっかり成功させて沖縄に貢献することが一つ。グループとしてはホテルを34件ほど展開しているのですが、この先40、50件と増やし、世界に通用する日本のおもてなしを世界に広げて行きたいですね。
まずは日本に良いホテルをつくり、人材教育に力を注ぎたいと思います。