皆様こんにちは。
後期の授業もまもなく終盤に差しかかり、テスト期間がやってきます。
着付けの授業では、使用している着物をきちんとたたみ、お道具を丁寧に収納しました。
ハンガーにかけるお洋服と違って、着物はたたみ方がきちんと決まっています。
丁寧に決められたたたみ方をしないと、変なところにしわができてしまい、一度ついた型はなかなか取れなくなります。
全学生が使用するので、そんなことにならないよう、時々このように確認しながら次回の授業にのぞみます。
若者の着物離れが多く、少しでも身近に感じでもらう取り組みとしてアレンジを加えた着方が多いこの頃ですが、本校では基礎の基礎をまず行います。
華やかに着付けができてお出かけを楽しむことができるのが着物の魅力ですが、その陰にはこのような地味な作業が必ずつきものなのです。
これを怠ると、美しく着ることができません。
何事も基礎や土台がしっかりしてこそ、積みあがっていくものです。
基礎は地味な作業が多く、細かいことが苦手な人には苦痛であるかもしれませんが、これができる人こそアレンジに挑戦できるのです。
着物をたたむときというのは自然に正座になります。
むしろこの体勢でないとうまくたたむことができません。
日本の伝統文化をなぜ学ぶのか？
本校では着付けができるようになるだけでなく、日本のおもてなしの心を身に付けるためなのです。
日本の伝統文化が多くの方から愛され、後世に語り継がれているのは正しい決まりがあるからこそで、それを守り伝えることが後世への継承されていくのです。
振袖ドレスや、洋服感覚で着る着物のアレンジも次年度できるといいですね！
楽しみです。
ではまた次回のブログで！
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